・勉強が続かず、学びのテクニックを知りたい人
・三日坊主さん
・頭に入ってくる情報の整理をしたいと思っている人

超めんどくさがりやが編み出した、効率的な学び方全部のせ!
「人生にゆとりを生み出す 知の整理術」の内容
例えば、明日からダイエットを始めよう!と思っても、ダイエットを成功させるのは簡単ではありません。忙しい日常の中でさらにダイエットのために頑張るなんて・・と考えるだけでめんどくさいと思ってしまったり、モチベーションが続かない・・と思う方に読んで欲しいと思います。
上記ではダイエットを例に挙げましたが、勉強や読書などでも同じ。「続かない」を効率よく習慣化するテクニックがこの本で学べます。
「環境」が「習慣」を変える

「門前の小僧習わぬ経を読む」
お寺の近くに住んでいる子どもは、特に覚えようとした訳でもないのに、自然に聞こえてくるお経を聞いているうちに覚えてしまって唱えるようになる。という意味。
周りの環境によって、常に見たり聞いたりしていると、知らず知らずのうちに学ぶようになり、環境がその人に与える影響の大きい事のたとえです。
例えば海外に住んでいると、嫌でも英語が耳に入ってくるので、英語に触れる機会が増えます。結果生きた英語を普段から聞いているので、自然と日常会話が身についてきます。
そういう風に、頑張って何かを身につけるよりも、後から振り返って見ると、結果なんとなく身についているな。ということがあると思います。
人生をゲーム感覚で楽しむ

結局、気の持ちよう次第でどんな仕事でもゲームのようにこなせるし、どんなゲームでもめんどくさくて嫌な作業になりうるのだ。
人生をゲーム感覚で楽しむと書かれていました。
人生は自分が主人公のRPGゲーム(ロールプレイングゲーム)のようなものだと思っています。
RPGゲーム(ロールプレイングゲーム)とは、ゲームの中で与えられる試練を乗り越えて仲間と協力しながら目的の達成を目指すゲームのこと。
最初は何の持ち物を持っていない状態から、自分の経験値を上げ、人脈を増やし、仲間を増やし、知識を増やし、資産を増やし・・・それで何かしらの試練にチャレンジする。人生において特に仕事はまさにこのゲーム感覚でやると、ポジティブで楽しい考え方ができますね。
何か問題かを言葉にできたら、もう半分は解決したようなもの
いま何が自分の中で問題なのかを言語化できれば、その問題は解決したようなもの。そのようにこの本では言語化の重要性についても多く触れられていました。
「言語化する」というのは、人間の持っている最も偉大な問題解決能力だ。
SNSやブログでアウトプットする

本書でも述べられていましたが、思いついたことはブログやツイッターなどにすぐアウトプットする。
思いついたアイデアや気づきは、30秒〜1分で記憶が消えてしまうと言われています。そのため、せっかく気づいたことを忘れてしまっては、そこで思考停止することになってしまいます。
SNSやブログでアウトプットすることで、他人に見られているという意識も働きます。自分の投稿を見返せるので、修正するのも削除するのも自由です。
空・雨・傘で考える

問題解決能力を高めるためには、どうしたら良いでしょうか。
まず、私がおすすめしたいのは「空・雨・傘」のフレームワークの実践です。これはマッキンゼーなどでも使われている、倫理的に問題を解決していくものです。
空・雨・傘とは次のようなフレームワークを指します。
空:空が曇っている(事実認識)
雨:雨が降りそうだ(解釈)
傘:傘を持っていこう(行動)
事実認識しただけでは問題解決に至りません。必ず解釈→行動へと移す必要があります。
一見単純に見えるフレームワークですが、実は難しい。この3段階が1つでも欠けると説得力を失われてしまうと言われています。この3段階を区別して言語化すると、問題解決に導いていけるというものです。
今回紹介した本はこちら

コメント